子供の自立心を育成するためにと、早い時期から、無理に親から離そうとする必要は、全くありません。親と子供の関係がしっかりと成立していれば、子供は、自然に親から離れていくものだからです。例えば、赤ちゃんは、親が全てのことを世話してあげなければ、生きていくことができません。このように、まだ本当に幼いときは、生活全般において、親と子供は必然的に関わっています。しかし、成長するにつれて、徐々に手がかからなくなり、そのうち親離れしていきます。
しかし、親と子供の関係がしっかり築かれていない場合、そううまくはいきません。ですから、子供の成長に合わせながら、しっかり親子の関係を築いていく必要があります。早いうちから無理に離そうとすれば、愛情を充分に受け取ることができないまま成長してしまいます。そして、それが原因で、様々な問題が引き起こされる可能性があります。また、逆に、親があまりにも子供に関わり過ぎていると、子供は、親離れのタイミングがつかめず、なかなか離れることができなくなってしまいます。親離れには、年齢は無関係です。全ての子供たちが、全く同じ育ち方で成長するわけではないからです。
ほとんどの子供は、成長と共に自然に親離れしていきます。小学校に入学する頃には、親よりも、友達と遊ぶ方が楽しくなっていくのがふつうです。もちろん、個人差はありますが、中学生くらいの思春期の頃には、だいたい親離れができるようになっているものです。
しかし、自立心が育ったからといって、親に完全に甘えなくなるということではありません。たまには、一緒に寝たいと言ったり、抱っこをせがんできたり、甘えたいということもあるでしょう。こんなとき、親は、「もう大きくなったのだから、恥ずかしいよ!」などと、突き放すような態度をとってはいけません。まだまだ子供だということを忘れず、しっかりとその子の思いを受けとめてあげてください。
自立心とは、急に育つものではなありません。少しずつ育っていくものです。そして、いつか必ず、子供は親から離れていくので、心配することはありません。
最近ではほとんどの女性が学校を卒業してから、結婚するまでの間にさまざまな仕事を経験しているとおもいます。社会の中で、働いて自分が生活するためのお金を稼いでいた時間がある場合がほとんどです。それが、結婚や出産を期に、仕事を辞めることになるケースも多くあります。このようなことから社会とのつながり、そして、自分自身の収入をなくし、生活が夫や子ども中心になっていきます。
特に社会に出ていた経験のある人は子育てをするときには、疎外感や孤立感を抱くということが多いようです。なぜな
ら、自分だけの時間や生活のペースについて自分だけで自由に決めることができた時間を持っていたからです。でも子育てをしている母親は、胸を張って自信を持っていいのです。子育ても、立派な社会貢献だといえます。自信が持てないという人は、子育ては、女性にとって当たり前のことであるというような昔の方を無意識にされているのではないでしょうか。
実際に経験したことがある方はよく分かるとおもいますが、子育ては単純な仕事ではありません。子育ては、人生において、特別な時期だけに体験することができる貴重なものです。そして、一人の人間を育てるという、とても重要、かつ大切な仕事なのです。そして、重要な仕事であるにも関わらず、給料はありません。そして、大変な時間を必要とします。もちろん、かなりの重労働です。ただし、その代わりに大事なわが子という宝物を得ることができます。この宝物は、決してお金に代えられるようなものではありませんよね。
新米のワーキングマザーと子供たちは、4月の間は「慣らし保育」の真っ最中だとおもいます。産後1年くらい育児休暇を取得して、その後職場復帰するという方はきっと多いと思います。「慣らし保育」は、子供が保育園に慣れるためでもあるとおもいますが、新米ワーキングマザーにとっても「通園慣らし」の時期だといえます。微妙に心が揺れる出来事もたくさん起こってくるとおもいます。「慣らし保育も一週間を過ぎたのに、あずけるときにまだ泣いてしまう……」と悩んでいるかたもいるとおもいます。
また職場復帰の準備をしながらも、子供のことばかり気になってしまってどうしようもないというように母親自身が子供と離れることに慣れていこうとがんばる人もいます。そんな母親にたいして追い討ちをかけるように「●●ちゃんの様子はどう? 泣いてるの!かわいそうに~」というような周りの言葉や「お熱が出たので迎えに来てください」と保育園からのお呼び出しなどもあります。こんな思いまでして、私は働いていいのかしら?と不安に感じているかたはすくなくはありません。
でも、最初の1週間は子供が泣くのが当たり前です。ケロッとされたり、母親を恋しがってくれない方が逆に心配になるほどだとおもいます。発熱についても「保育園でいきなり病気をもらってきた」という場合ばかりではなくて「引きとめたくて発熱」していることもあります。慣らし保育の時期には1~2回は熱を出す子が多いそうです。5月の連休明けあたりにも出すこともあるので、その心積もりをしておけばよいでしょう。自然に治まるタイプの熱だといえます。
周りからの「かわいそうコール」は、保育園に入れるということが決まったときから母親のほうで悩んでいる方もいるかもしれませんよね。でも身近にそういった意見が多いと、いざ慣らし保育で泣かれたときに「やっぱり」ということになってしまいます。そのため母親のほうも罪悪感を抱いてしまう場合もあります。けれどもこのときに発想の転換が大事なのです。何事も慣れですよね。そして前向きに考えていくことが大切だと思います。
うちの赤ちゃんは便秘なのではないか?と思われるお母さんもいると思います。もし、赤ちゃんがウンチがでなくて痛がっていたら、便秘です。赤ちゃんのうんちの状態は、とても気になるとおもいます。乳児のうんちの場合、色も形もさまざまなのです。黄色や緑色などの便から始まって離乳食が始まればどんどん、うんちの色は茶色になっていき硬くなってきます。そして離乳食を始めるくらいから、便を溜めることができるようになります。だいたい1日1回くらいが平均的になるようです。しかし、1日1回でないからといって、「便秘」と決め付けることはありません。
実際には、赤ちゃんは便秘ではないこともあります。そのため赤ちゃんの便の状態をきちんと把握しておいて赤ちゃんにあった対策をしたほうがよいでしょう。「便秘」のめやすとしては、母乳やミルクを飲んでいる乳児の便の回数は、1~3日に1回くらいです。しかし排便のサイクルは、赤ちゃんによって異なります。その赤ちゃんのペースを理解してあげて機嫌よく過ごしていれば問題はありません。たとえばおなかがはったり、排便をする時に痛そうにしていたりしたら便秘だとおもいますので、なるべく早めに解消してあげましょう。
便秘解消法としては体を動かすが大切です。ゆっくりお腹をマッサージしてあげましょう。便秘解消というと、食事ばかりに目を向けがちですよね。でも、体を動かすことが大切です。でも、赤ちゃんはまだ自分で色々な動きができないとおもいます。そのような場合にはベビーマッサージをしてあげてお母さんの手でやさしくマッサージしてあげたりしましょう。お腹に「の」の字を書いてみたり、足を持って動かしてあげるなどが有効ですよ。